教え方がものをいう

システムエンジニアから公務員を目指す場合、市役所などで働く道と、もう一つは学校で教職に就く道があります。
私も、そういった一般の方から教師になった人に育てて頂きました。
面白い方が多く、ひょうひょうとした性格の方や、熱血的な方や、寡黙な方など様々でしたが、どの先生もいい経験を積ませていただいたと思います。

しかし、そんな方ばかりではありません。とても教え方がずさんだった方もいらっしゃいました。学校で働くということは、誰かに物を教えるということです。
その本分が果たせないのであれば教職を目指すことは、意味のないことだと思います。

教職以前の問題として、現状では会社に新しい人材を育てる余力を残している会社は大手企業しかありません。
大手企業は人材を育てるよりも、優秀な人材を集めるために力を使うので、新人教育は二の次になってしまいます。
つまり、優秀な人材は欲しいけれど、その優秀な人材が育っていないことを意味しているのです。

なにも教えるにあたって、技術的なことばかり必要だとは限りません。
ある先生は、バーとパブの違いなど、社会人としては必要だろうけれども、学生としては無意味なことも教えてくれました。
ある先生は、採点がめんどくさいからと、とてつもなく簡単なテストを出してきたりと、社会人としての知識を教えてくれました。
分かっている人間にとっては当たり前のことでも、知らない子の前では役に立ちません。

一から何かを教えるというのは、そういうところも含まれているのです。
もし、システムエンジニアのスキルを活かし、特別免許状制度で教職を目指すなら、どんなことでも丁寧に教えてあげられる教員になってもらいたいと思います。
でなければ、将来的に教職に就いた意味がなくなってしまいますからね。

教師になる手もある

企業でシステムエンジニアになったものの、公務員のように安定した収入を得たいと考えている人がエンジニアの中にはいるのではないでしょうか。
そういった方は、色々と公務員への転職を考えているとは思うのですが、教師として教壇に立てる可能性もあるということはご存知でしょうか?

私も高校は専門的な学校へ通っていたのですが、そこの先生は一般からの登用でしたが、様々なことを教えていただきました。
一般から教職へ移るために、また大学へ行かなければならいのかというと、そんなことはありません。
勿論、どうしても教師になりたいという方に限っては、教員免許を取ることをオススメしますが、時間も費用もかかってしまいます。
一般から教職へ移るのに、特別免許状制度というものを使用します。
これは教員免許を持っていない人であっても、各分野に優れた知識経験や技能を有している社会人を対象に、各都道府県の行う教育職員検定によって教諭に任命できるという制度です。

システムエンジニアとして働いていた人であれば、各都道府県の工業高校などの情報学科で教職に就くことも可能です。
またそこで経験を積んでいれば、市役所などの行政機関への転職にも有利になってくることでしょう。
注意しておきたいことは、人間関係です。教職というからには、かならず生徒と関わりを持たなくては行けません。
私が高校生の頃にも、どうやってなったんだろうと小首をかしげるくらい教えるのが下手な先生がいらっしゃいましたが、こんな小さいことでも、生徒たちの反感を買ってしまうことはあるのです。
スキルも大事ですが、コミニュケーションを取ることが苦にならない人にオススメします。